■忠さんの開発奮闘記！ MT-07 (EBL-RM07J）POWER BOX FULL 編
17~MT-07 POWER BOX FULL 開発奮闘記 序章
★POWERBOXの様な特性をうまく盛り込めたらいいな★
いやぁ〜驚いたね。
2017年モデルになってカラーリングが変わっただけかと思ったら全然違うのか？
何がっていうと、出力特性が全く変化している別物なんだ
多分、 2017年モデルになって新排出ガス規制に適合させるために
燃料の噴出量など細かいところを大幅に変更したのだろうか・・・。
と思っていたら、走行を重ねてベンチテストを繰り返しているうちに
だんだんあたりがついてきたのか季節の変動のせいか
以前のモデルと同じパワー、同じ特性に戻ってきた。 なん〜だよかった。
これで新たな開発はしなくていいか。
って、 思わないのがSPTADAOのいいところ。
せっかく車両もあるし、最近の技術を盛り込んで
最新版のPOWER BOX FULLでも創ってみるか。
最近開発チームの間で人気の高いDUCATI scrambler
それを上回るMT-07の軽さの魅力
これにあのscramblerの元気で、やんちゃでおおらかで
乗っているだけでどんどん可愛くなっていく
scrambler用のPOWERBOXの様な特性をうまく盛り込めたらいいなぁ
なんておもっている。
そして、できればさらなるショートなルックスも挑戦してみたいと思っているんだ。
何しろこの07は俺たち開発チームにとって
かなり思い入れのある車両なんで楽しんでやってみるよ。
SPTADAO開発チーム
17~MT-07 POWER BOX FULL 開発奮闘記 其の壱
★強固な性格を引き出そうと必死になってトライしているところ★
あれだけ完成度が高く、何をやってもなかなか性能を引き出せずに
開発に苦労した~16MT-07のマフラー。
このマフラーをさらにショートでコンパクトにして
しかも快感性能を高めようなんて本当にできるのかなぁ？
といった不安を抱えながらも
この数年で培ったノウハウをつぎ込んで
イケイケで開発を行っているんだ。
まずは思いっきりパンチを出して、ドカドカくるパルス感を引き出し
日本車に少しかけている図太い、幹が通ったような
強固な性格を引き出そうと必死になってトライしているところなんだ。
さあ、どんな『気持ちイー！』が引き出せるかな。
SPTADAO開発チーム
17~MT-07 POWER BOX FULL 開発奮闘記 其の二
★ノーマルを大きく上回る★
結構時間がかかったけど、
ノーマルを大きく上回るパルス感というかドカドカ感を引き出すことができた！
音もまるで昔のビッグツインのようなサウンドだ。
これは期待できるぞ。
さあ、どんな走りをしてくれるのか楽しみだ。
SPTADAO開発チーム
17~MT-07 POWER BOX FULL 開発奮闘記 其の参
★心地よさを引き出したいな★
すごい変化だ。
まるでKTMやscramblerのような強力なパルス感だ・・・。
しかし、よく引き出すことだできたなぁ〜 この感覚。
ただ、このマフラー今日1日乗ってみて感じたことは、疲れる。
パルス感を強く引き出しすぎて、サウンドもガンガン出しすぎて、疲れる。
もう少し、心地よさを引き出したいな。
どうすればいいのだろう？
SPTADAO開発チーム
17~MT-07 POWER BOX FULL 開発奮闘記 其の四
★全く面白みのない特性になってしまったんだ★
少しだけパルス感を抑えようと今回はエキゾーストパイプの中間に
バイパスパイプを入れてみた。
これによる変化は大きいはず。
さあ、どうなることか・・・・。
全然だ・・・・。
確か以前07のマフラーを開発した際にバイパスを入れたことがあるな、
その時もスムーズに吹け上がるようになるけど
全く面白みのない特性になってしまったんだ。
今回もやはりそれだ。
ここから詰めて、開発を行ってもいいことがないことはわかっている。
かなり難しいけれど、やはりバイパスパイプをつけない状態で
パルス感を抑えながら再度、
性能創りに挑戦していくしかないだろうな。
SPTADAO開発チーム
17~MT-07 POWER BOX FULL 開発奮闘記 其の伍
★１０分乗ったら疲れちゃう・・・。★
いやぁ〜難しい・・・
散々パイプの長さ、太さ、集合部の容積などなど・・・
すっごい、時間をかけて作っているのにかわんなぁ〜〜い。
バッ、バッ、バッ、パルス感がきつすぎる。
１０分乗ったら疲れちゃう・・・。
SPTADAO開発チーム
17~MT-07 POWER BOX FULL 開発奮闘記 其の六
★心地よいパルス感と雄大なパワーが最大の魅力だ★
上質な鼓動が出てきたねぇ、これは気持ちイー！
BOXの容積や内部構造までいじって
徹底的に特性にこだわって作ってみた。
どれだけ走っても疲れない、
どこまでもどこまでもこのパルス感を味わいながら
心地く走り続けることができる。幸せだぁ。
ただでさえ、最高の相棒なのに
一日この状態で乗っているとさらに可愛くなってくる。
ここにはDUCATIscramblerにだって
全然負けていない筋の太さと魅力がある。
トップギアをホールドでどこまでもどこまでも
走り続けることができる心地よいパルス感と雄大なパワーが最大の魅力だ。
このマフラーで走りはもう排気量の枠を完全に超えたね。
これはいい。細かいところのディテールをいじってすぐに発売だ！
MT-07 POWERBOX FULL “SS”
もう少々お待ちくださいませ。
＊快感 体感 試乗会（ライドオンキャンペーン）の情報はここから見ることができます。
|
